高品質なチヨコレー卜コスモスの安定生産-安定供給を育種力で支える！

摘要

三重県伊賀巿は、滋賀県、京都府.奈良県と境を接し、鈴鹿山脈、大和高原、布引山系に囲まれた盆地である。夏は体温を超えるほど暑く、冬は1月の平均気温が3。c、毎日のように氷点下を記録するほど冷え込む、典型的な内陸性の気候だ。この地でチヨコレ.コスモスを生産する奥隆善さh(36歲)は、約loo坪のハウス2棟から、月の8力月間でおよそM万本の切り花チヨコレートコスモスを出荷している。他にも切り花は初夏のナズナ(約4万本)と年末のスプレーハボタンで口1テ—シヨンを組み、3年前からは別のハウスで年間10万ポット弱の苗物も生産している。労働力は、切り花の出荷作業と苗の定植にお母さhの泰子さhが加わるが、それ以外は奥さhがほぼひとりで回している。