サツマィモの生産と品種品種编（2）「べにはるか」

摘要

現在、西日本で青果用として主に栽培されているサッマイモは、「高系3号」およびその派生系統の「なると金時」、「土佐紅」、「ベニサツマ」、「ことぶき」などである。これらは、早期肥大性に優れ安定した収量性を示すが、立枯病ゃサッマイモネコブセンチュゥなどの病虫害に弱く、栽培条件によってはいもの形状の乱れや丸いもの発生が見られるなど改善が求められる点も数多い。平成19年に品種登録出願し、-鹿児島県で青果用の奨励品種に認定された「べにはるか」は、いもの形や揃いなど外観が優れ、しっとりとした肉質を持つ「九州121号」を母、いもの皮色や食味が優れる「春こがね」を父として九州沖網農業研究センターで交配および育成を行った品種であり(図1)、雨親の優れた長所を兼ね備えている。