徹底した記録と輪作体系で日照りに負けないラッカセィを作る！新井辰吾さh

摘要

千葉県は、ラッカセィの生産量日本一。平成22年度の栽培面積は569haで、全国の4分の3を占めている。なかでも特に中部の富里、八街市周辺は、明治期に栽培が始まった歴史ある産地で、一帯には関東口ム層特有の赤茶けた土の畑が続いている。土壌は火山灰土で粒子が細かく、そして軽い。「風の強い日は、畑の土が吹き寄せられて、スイカにかけたトンネルが埋もれてしまうほどです」と話す新井辰吾さhは、造園会社に勤務した後に就農。富里市でラッカセィを作り続けてお年のベテランだ。そして「富里市落花生原種組合」の組合長も務める、ラッカセィ農家のリ.ーダー的存在である。