園芸批評、花き生産構造のパラダイムシフトを解く69花き生産における作業を考える－楽な作業ときつい作業が同じ時給では不公平？-

摘要

作業には楽な仕事ときつい仕事とがあって、同じ時間作業しても疲労度が大きく違うから、働く側としては同じ時給だと不公平感が残るものである。 しかし、実際には1日の作業でも楽な仕事ときつい仕事が組み合わさることが多いから、月給制の人は納得できても、きつい作業に当たった時給のパートタイマーの人たちはやはり不満が残ることになる。確かに花きの作業には楽な仕事やきつい仕事などいろいろあるが、それらを作業量や疲労度などで簡単に数値化できないから時給への反映は難しい。