目で楽しむ！観賞用果樹紅葉専用のカキ品種「丹麗(たhれい)」と「錦繍(ぎhしゆう)」

摘要

日本料理の添え物としての力キの葉は、料理に秋を彩り、故郷への郷愁を誘う。「丹麗(たhれいごと「錦繍(きhしゅうごは、興津2号と興津15号の交配から生まれた農研機構果樹研究所育成の紅葉専用カキ品種である。これら二品種は、当初、果実を中心に特性調査を行ったが、ともに生食用品種としての優秀性が認められなかったことから淘汰系統となった。その後、既存の品種.系統より紅葉が鮮やかで着色が早いことに注目し、徳島県果樹試験場の協力を得てカキ紅葉特性試験に供試した。その結果、紅葉が日本料理の飾りとして好適であることが認められ、平成七年に品種登録された。