透湿性シートを招いたミ寿ン葬志枝の簡易堆肥化技術

摘要

ミカン栽培において、努定作業は高品質な果実を連年安定して収穫するために重要な作業である。 努定作業により、園外に持ち出される窒素成分は樹齢、品種等により違いはあるが、樹体が吸収した窒素の一〇％程度を占めている。 一方、最近の肥料価格の高騰が、経営を圧迫している現状があり、土壌分析に基づいた施肥や、樹勢維持のための土つくりの必要性が高まっている。 また、一般に果樹では堆肥の施用は土壌物理性の改善を主な目的とすることから、家畜ふh尿を原料とした堆肥に比べ、バーク堆肥を使用する場合が多い。