デジカメが総出荷を後押し2004年のカメラ.レンズの出荷実績

摘要

スチルカメラ·交換レンズの2004年（平成16年）にかけた国産品の総出荷額は，フィルムカメラ低迷／デジタルカメラ伸長の図式が続き，総出荷は2割増と続伸した。 平成11年にデジタルカメラの統計が発表されてから，6年連続して伸長したことになる。 しかし，フィルムカメラは4割減と99年以降回復の兆しがみられないまま6年連続の前年割れとなった。 デジタルカメラは，輸出の好調に支えられて出荷は数量4割増，金額3割増の高原状態を維持している。 しかしながら，デジカメの国内出荷は市場規模の拡大により伸び率が鈍化し，スチルカメラ（フィルム＋デジタル）の国内出荷合計はマイナス成長に陥っている。 そのなかでデジタル一眼レフが台頭し，関連して交換レンズの伸びが顕著である。