ビッグ·バンド·ジャズの録音で探った'いい音'とはなにか?

摘要

ハイビット，ハイサンプリング（リニア·PCM）か，1ビット（DSD）か......上位デジタル·フォーマットにおける音の違いはあるのか，あるとすればどちらが"いい音"か……という論争が数年前に盛hに行われたことがあった。 小生はハイサンプリングについては1992年のP社のD－07以来，1997年に同じくP社のD9601（96 kHz，16 bit DATレコーダ），SD－AR1（96 kHz，20～24 bit AD/DA）を使用して上位フォーマットで音楽録音を行ってきたが，2001年にはTASCAM DSD98を使用してDSD録音を手がけるようになった。 それより1年前には，TASCAM DA 98 HRとdcs 904/972の組み合わせで192 kHz 24 bit録音を試みてみた。