プラスチック用中空ガラスビーズの技術と特徴

摘要

中空ガラスビーズをフィラーとしてプラスチックに添加することにより，さまざまな機能性を付与する試みが行われている。 中空ガラスビーズの技術と特徴について紹介を行う。 中空ガラスビーズはガラスバルーンとも呼ばれ，構造は外壁の厚みが1～2μmもしくは2～4μmの球形のガラス中空体で，ある程度の粒度分布を有するのが一般的で，中心粒径が30～100μmのものが多く普及している（第1図参照）。