旭化成、変性PPE事業で中国企業と合弁～2018年3月投資判断

摘要

旭化成は、中国化工集団（ケムチャイナ）傘下の中国藍星集団（本社：北京）との間で、変 性PPE（ポリプェニレンエーテル）樹脂「ザイロン」の合弁契約を締結した。中国でPPEモノマー·ポリマーから変性PPE樹脂に至る一貫生産体制を構築する計画で、今後各国競争法に基づく審査と合弁会社の設立を経た後に経済性を評価し、投資判断を行う。合 弁会社の設立は2017年8月を予定、最終的な投資判断は2018年3月頃を見込んでおり、投 資を実施する際はPPEモノマー·ポリマー年産3万トン（ポリマーベース）、変性PPE樹脂2万トン規模の設備建設を予定している。