旭硝子、山形·子会社で車載ディスプレイ用ガラス生産ライン増設

摘要

旭硝子は、100％子会社であるAGCディスプレイグラス米沢（ADY、山形県米沢市） で車載ディスプレイ用カバーガラスの生産ラインを増設する。需要増に対応するもので、 すでに着工しており、2016年4月中に稼働開始する。総額数十億円を投じる。 旭硝子グループでは化学強化用特殊ガラス「Dragontrail」に化学強化処理や光学薄膜コ ーティング、装飾印刷などの加工を施した車載ディスプレイ用カバーガラスを生産販売し ており、ADYでは2013年に専用ラインで生産を開始した。今後もさらなる需要が見込ま れるため、今回、化学強化処理など加工工程を担うラインの増設を決定。拠点の年産能力 を現状比2倍程度の400～500万故に引き上げる。