繊維景況、第1四半期の国内化繊生産は減少～中国の伸長率低下

摘要

日本化学繊維協会がまとめた2016年第1四半期（1－3月）の繊維景況によると、日本の 化学繊維生産は前年を下回った。衣料用途向が低調に推移したほか、エアバッグやカーシ ート用などの自動車用素材も苦戦した。また、中国の化学繊維生産は1，100万トンを超え たが、その伸長率は低下している。韓国は微増ながら9期ぶりの増加となったが、台湾は 前年を下回る結果となった。