東レ、新中期経営課題を策定～2016年度営業利益1，800億円目指す－3カ年で設備投資4，000億円／研究·技術開発1，800億円－

摘要

東レは、2014年度から3カ年の事業戦略をまとめた新中期経営課題「プロジェクトAP-G 2016」を策定した。基本戦略は前中計（2011～2013年度）で掲げた「グリーンイノベーション（GR）事業拡大プロジェクト」「アジア·新興国（AE）事業拡大プロジェクト」「トータルコスト競争力強化（TC）プロジェクト」の3軸を踏襲しつつ、成長に向けた新たな視点として①ライフイノベーション（LI）事業拡大②米州事業拡大③生産プロセス革新·営業トータルコストダウンーの3点を追加。各事業で世界トップになるための戦略を推進し、最終年の2016年度に売上高2兆3，000億円（2013年度見込み1兆8，300億円）、営業利益1，800億円（同1，100億円）を目指す。