独BASF、仏·肥料事業合弁会社の株式売却～トクルGPNに譲渡

摘要

独BASFは、トタルグループのGPNとの折半出資合弁会社であるPEC－Rhin（本社：仏オーラン）の全保有株式を合弁相手のGPNに売却する。PEC－Rhinは1966年に設立され、肥料として利用されるCAN（硝酸セリウムアンモニウム）やAN（硝酸アンモニウム）、中間体であるアンモニアや硝酸を製造している。BASFは、2011年秋にべルギー·アントワープ拠点の肥料事業（年産250万トン）をロシアのユーロケムに売却すると発表しており、取引額は合計で7億ユーロ。