ポリプラ、仁藤常務執行役最に聞く～「第5の柱」をCOCに－積極的な用途開発で、受け身ではない市場づくりを推進－

摘要

ポリプラスチックスは、光学や包装、医療、自動車向け透明耐熱樹脂である環状オレフインコポリマー（COC）事業の成長を加速化する。同社はCOC（製品名「TOPAS」）年産3万トンの連続重合設備とパイロットプラントをドイツに保有。包装用途では圧倒的なシェアを得ているが、今後、さらに積極的な用途拡大を進め、収益貢献を目指しており、ポリアセタール（POM）、ポリブチレンテレフタレート（PBT）、全芳香族系ポリエステル（LCP）、ポリプェニレンサルファイド（PPS）に続く「第5の柱」に成長させる考えだ。一連の成長戦略について、同社で新事業開発などを管掌する仁藤敏克常務執行役員に聞いた。