画像解析法による褐鉄鉱多配合焼結鉱の組織観察

摘要

褐鉄鉱配合比率生昇に伴い、焼結鉱の多孔質化が進み強度や被還元性におよばす気孔の影響が大きくなると考えられる。 焼結鉱組織（気孔と鉱物）については、気孔径70μm以上の気孔を測定した画像解析法や水銀ポロシメータ法、EPMA法による報告がある。今回、画像解析法を用いた気孔径5μm～1mmの気孔径分布が測定可能な焼結鉱組織評価システムにより、焼結鉱組織におよぼす褐鉄鉱配合比率の影響を検討した。