原発性免疫不全症一無または低ガンマグ口ブリン血症一診断と治療の新しい卜レンド

摘要

無または低ガンマグロブリン血症は血清のガンマグロプリン分画が低濃度であることと定義されるカ气通常,血清中の免疫グロブリンが正常に比べ極めて低下していることを指す.抗体が欠乏しているために化膿菌に対する抵抗力が低ぐその感染の重症化や反復をもたらす.原因として,1次的なものと,ある種の感染症の後遺症,悪性腫瘍,免疫抑制剤ゃ抗てんかん薬を含む薬剤投与,免疫グロブリンの代謝亢進や喪失をきたす全身性疾患による2次的なものがある.