経済効果本格化はこれから--統計指数は着実な回復示す

摘要

普通鋼電炉工業会（乗川勝俊会長＝合同製鉄社長）は8日、定例記者会見を開いた。東川会長は国土交通省の建築着工統計などの指数を踏まえながら、需要統計とマーケット現状のギャップについて指摘、実態が伴うまでの辛抱が必要との認識を示した。国土交通省の建築着工統計によればRC造で連続6カ月、S造で連続7カ月前年同月比増礼となっている。建築分野においては商業施設関連が引き続き高い伸びを示し全体需要をけん引している。