原油価格は値上がり傾向を強める需給は改善して安値を脱して50ドル相場も

摘要

原油価格は値上がりに転じてきた。WTIは44ドル／バーレル、ブレントは46ドル、ドバイは43ドルと40ドルを大幅に超えてきた。安値から脱して40～50ドルが見込まれてきた。1月は20ドルに比べると2倍となり、50ドルをうかがう動きとなってきた。今後も見通しは、依然と難しいが、産油国、石油開発業界などは、値上がりを歓迎している。元売サイドも、値上りによるユーザー転嫁などで苦労するが、在庫評価損が回収でき、在庫評価益を期待している。