需給調整が進み価格差縮小:業転問題は双方の話し合いで解決を

摘要

木村石連会長は17日の記者会見で、高度化法により設備処理が進んでいるが需給環境への見通しについて「トッパーの能力削減も終わり、在庫も減少傾向にある。製油所の定期修理もあり、需給は適正化の方向に進む。その結果、業転市況も値上がりすることになり、仕切価格との価格差が縮小されることになる。今後もその方向に進むものとみている。消費税の増税転嫁を含めて市況に対して取り組み方も変わってきた」と述べた。