石油の流通問題はSS過疎化－国による製品備蓄の増強策－

摘要

総合資源エネルギー調査会総合部会の第3回会合が20日に開催され、エネルギー流通段階の石油·LPGのサプライチェーンの構築、電力システム改革、ガスのパイプライン綱の強化などについて審議された。エネルギー基本計画の策定に向けた議論となるが、前回の民主党時代では原発問題を巡り、脱原発派と原発推進派の対立となったが、自民党政権が「原発問題は規制委員会の新基準に適合すれば再稼働を認める」との方針を決めているため、原発の依存度に関する議論は、当面は棚上げとなっている。