新規リン系難燃剤「ファイヤガード~R FCX－210」

摘要

近年，各種デバイスの急速な高性能化に伴い，使用者保護の観点から，使用材料の難燃化の要求が高まっている。電気·電子機器分野においては，デバイスの小型化·軽量化が進むことによって，高分子材料の薄肉化の要求が高まっており，より高度な難燃化が求められている。また，自動車分野においては電子制御，ハイブリッド化，燃料電池を含む電気自動車等，急速な技術発展に伴い，電気·電子部品の使用量も増加している。このような状況下，自動車部品に使用される高分子材料にもより高度な難燃性が求められている。