第40回シンポジウムの論文を査読して（列車運行システム、情報伝送·処理システム）

摘要

今回、本部門には34件の応募があり、内発表は14件であった。 列車運行システムでは、運行管理システムや列単位置管理について5件と車両や乗務員運用等について6件の計11件（内発表5件）である。 新しい交通システムでは、モノレールのワンマン運転、HSST車両用制御モニタ装置の開発、LRT信号システム開発の3件（内発表2件）である。 情報伝送·処理システムでは、デジタル沿線無線電話の開発やⅩDSL導入評価手法など情報通借方式について5件、IPMobilityや端末認証システム、Web対応列車運行状況表示など情報ネットワークについて6件、踏切障害物検知システムや運転通告伝達システムなどコンピュータシステム及び知識工学·画像処理技術·その他について9件の計20件（内発表7件）と全応募の過半を占めた。 以下、本部門に応募のあった全論文についてその概要を紹介する。