ノニアス(Nonius)を用いたホロプター計測における刺激提示時間の影響

摘要

経験的ホロプターを計測する方法の1つとしてノニアス線を用いるものがある．この手法では周辺視野に刺激であるノニアスがあるため，固視点の注視が不十分で計測精度に問題がある．そこで本研究は被験者の眼球運動の影響を減少させるため，提示位置は予め決め，ノニアス線を短時間提示しホロプターを計測する．このときの刺激提示時間を変更し，実験精度に変化があるかを調べた．