これまでの5年これからの5年 Part 3 カギを握るWindows：金型を監視して壊れる前に保守

摘要

製品設計から金型製作まで3次元データを連携させるだけでなく，成形量産段階も含めてWindowsベースのネットワークを構築して効果を上げているのが，携帯電話などの樹脂成形品を手がける山形カシオ（本社山形県東根市）である。 最初に設計から金型製作までの段階をみると，3次元CAD 「Unigraphics」で作成した3次元データを基にCAEによる解析と金型設計を行う。 そして3次元CAMでCLデータを作成し，同社が開発したポストプロセッサによりNCデータに変換してNC加工機で金型を加工している。 この中で特に評価できるのがポストプロセッサである。