CATIA V5と高機能3次元CGシステムをノートPC上で活用－コンカレント·マーケティングでCATIA V5の活用に向けて

摘要

アサヒビールパックスでは，10年前に設計業務の本格的な3次元化が検討され，2次元から3次元への移行とともに，デザインの初期段階からCGを活用してガラスびん製品のリアルな画像を作成し，得意先へのプレゼンテーションに活用するという「コンカレント·マーケティング」のコンセプトの下，本格的な3次元CGによるマーケティングを開始した。 1998年当時のデザイン検討は，企画担当と営業担当が紙ベースのデザイン案を携えて得意先に出向き，先方のニーズを確認したうえで自社に持ち帰り，社内のワークステーションで修正を加え修正案を再度提出する，という，時間的にも労力的にも負担の大きな手法であった。