市販のPICマイコン基板とフリー·ソフトでJTAGに変換：USBで使えるFPGAダウンロード·ケーブルの製作

摘要

FPGAやCPLDを使うにはフラッシュ·メモリなどに回路データを書き込む必要があります．このための専用ハードウェアをダウンロード·ケーブルといいます．パラレル·ポート接続のダウンロード·ケーブルはFPGAメーカが製作方法を公開していますが，最近のパソコンにはパラレル·ポートがありません．USB接続のダウンロード·ケーブルは，仕様が不明のため製作できないのが現状だと思います．そこで，アルテラが提供しているJRunnerというFPGAの回路データをJTAG信号に変換するプログラムを利用し，USB接続のダウンロード·ケーブルを製作しました．JRunnerはソース·ファイルで提供されているのでUSBで使えるように改造できます．