送受信一体型センサで小型化しログ·アンプで検出精度を向上させた：超音波距離センサ·ユニットの設計

摘要

超音波を放射し，その反射波が帰ってくるまでの時間を計測することによって，対象物までの距離を求めるセンサ·ユニットを製作します．同じ超音波センサ回路はある程度の性能のものは市販されていますし，本誌でも過去にいくつか記事として紹介されています．あらためて紹介する目的は，今回の回路が以下のような利点を持つためです．これらのうちいくつかを解決している回路は既に提案されていますが，まとめてすべてを解決していることが今回の特徴です．