PWMで直流電圧を可変する正攻法を用いた：マイコンによる液晶モジュールのコントラスト調整法

摘要

キャラクタ型液晶モジュール（以下，液晶モジュール）は，コントローラICを搭載しているので，容易に文字情報を表示することができ，電子工作や表示部品のコストを重視する製品では，定番の表示器として用いられています．今回は，マイコンから液晶のコントラストを調整できるように，マイコンのPWMを使用したディジタル調整方法を紹介します．マイコンの電圧事情を考え，5V電源での方法と3.3V電源での方法を紹介します．実験用に製作した基板はタイトル部の写真を参照してください．