もっと！付録基板：dsPIC応用のためのヒント：〈第4回〉パソコンから付録基板にデータを転送する

摘要

付録基板に搭載しているdsPIC30F2012（以降，dsPIC）を単独で動作させるのではなく，パソコンからのコマンドでdsPICを制御してみましょう．パソコンとdsPICは，通信ケーブルとインターフェース回路を使ってデータをやりとりしますが，付録基板を使う場合はデータを転送するための特別なハードウェアは不要です．付録基板には，ブートローダでプ、ログラムを書き込むための簡易型の受信インターフェース回路が実装済みです．これをユーザ·プログラムでも利用してみましょう．なお，付録基板からパソコンにデータを送信するインターフェース回路は付録基板に実装されていません．