周辺機能の使い方からDSP機能までを学習できる：付録トレーニング·ボードの組み立てと使い方－付録トレーニング·ボードでできること

摘要

プログラムのダウンロードなどパソコンとの通信はRS-232-C経由で行います．市販のRS-232-Cストレート·ケーブルでパソコンと接続できるようにトレーニング·ボードにDサブ·コネクタを搭載します．8月号付録dsPIC基板は，受信側のレベル·コンバータしか搭載していません．双方向の通信を行うには送信側の回路も必要なので，トレーニング·ボード側にRS-232-Cレベル·コンバータICを搭載します．ブロック図を図1に示します．8月号付録dsPIC基板のレベル·コンバータは簡易的な回路ですから，高速通信などでは問題が起きることも考えられます．そこで，受信側もレベル·コンバータICを経由できるよう，切り替え用のジャンパを設けました．なお，受信側をレベル·コンバータIC経由にする場合は，8月号付録dsPIC基板のパターンを一部カットする必要があります．