中古車特需第2の波：中·小トラとダンプが増加－2004年中古車輸出の概況

摘要

「『為替の動向と輸出国の規制』が中古車業者の最大の関心事」と、複数の中古車流通業者が声を合わせるほど、海外輸出は日本の中古車市場を左右する存在となっている。現在の輸出市場も全体的に堅調とされるが、財務省の貿易統計をもとに本誌がまとめた、2004年暦年の中古ディーゼル商用車の輸出台数は122,088台で前年比3.6％増、価額は665億7,108万8,000円で同2.3％増となった。 本誌04年9月号での集計からいくらか変更を行ったが、大幅な伸びを示した03年に比べ、堅調な伸びだったといえるだろう。