GTL／天然ガス液体化技術：次世代軽油実用化に向けて本格始動－石油公団と民間5社がインドネシアでFS

摘要

石油公団と国内の民間企業5社（石油資源開発、千代田化工建設、コスモ石油、新日本製鐵、国際石油開発）は1月10日、開発中のGTL技術（Gas to Liquids＝天然ガス液体燃料化技術）がインドネシアのガス田に適合するかどうかについて、インドネシア国営石油会社と共同でフィジビリティ ぅ攻骏钎?FS)を実施すると発表した。 GTLは天然ガスを常温液体化させる技術。 硫黄や窒素酸化物、芳香族化合物をほとんど含まない極めてクリーンな軽油や灯油を精製できる。 既存の燃料インフラやエンジンをそのまま利用できるため、次世代燃料として有望視されている。 エネルギー政策を所管する資源エネルギー庁ではFSが終了後、早い段階で実用化に向けて取り組みを開始したいとしている。