配管内の高速スクリーニング検査を超低コストで実施できる可搬型ロボット：＜配管内検査ロボット“もぐりんこ”の開発＞

摘要

我が国の下水道管敷設延長距離は、40万kmと言われている。 その重要なライフラインの一つである下水道管巣の調査·検査や施工·維持管理·補修にかかせないのが管内検査システムである。現在の市場ではファイバスコープ、ロボット、望遠鏡（潜望鏡）等種々のものが使用されている。 それらのものは、基本的にシステム化されたものが多く、高い技術によって作られた高機能高性能検査システム（ロボット）であり、必然的に複雑となり専門の技術者を必要とする高い価格帯のものが多いのが現状である。 その中でも異色とも言える超低価格ハンディロボット「もぐりんこ」について紹介する。