存在感のある会社に人間尊重で革新的姿勢を貫く東京コンクリート

摘要

清水建設が日本セメント（現太平洋セメント）などに出資を呼びかけて1952年（昭和27年）に異業種3社で設立した東京コンクリート（本社·東京都中央区，和田鉄也社長）は，地域社会の発展とともに歩みながら地場産業として成長し，来年は60周年の節目を迎える。長年にわたり積み上げてきた実績と高度な技術力への信頼は群を抜き，首都圏の生コン業界の中で一目置かれる存在だ。同社砂町工場はかつて出荷量で東洋一のプラントと称されたが，2003年に大改造を実施。