日清紡、除臭·除湿に適したゼオライトとコットンとの複合素材開発

摘要

日清紡は、レンゴーのゼオライト化パルプ技術を不織布や織物の繊維加工に応用し、ゼオライトとコットンの複合素材「ガイアコット」を開発した。 初年度は寝装品·ユニフォーム、産業資材関連で1億円の売り上げを目指す。ゼオライトを繊維加工に応用する場合、通常はゼオライトパウダーをバインダー（固着糊剤）で繊維表面に固着する方法が採られるが、ガイアコットはこれまでの繊維加工の概念とは全く異なり、コットン繊維の分子間領域に、合成ゼオライトを結晶化させるという全く新しい方法で製造することに成功した。