JSR、中計目標を上方修正～情報電材拡大で2004年度から新中計へ-2003年度で「新たな成長ステージへ橋渡し／コスト削減も加速－

摘要

JSRは2002年度から3カ年の中期経営計画目標を上方修正した（表参照）。多角化事業（情報電子材料事業）が大幅に成長しているほか、合成ゴムなど石油化学事業を中心にコスト削減効果を当初計画以上にあげていることが背景にある。 同社の吉田淑則社長が記者会見を行い、「（中計2年目の）2003年度を新たな成長ステージへの橋渡し期間と位置づけ、中計の課題完遂に向けて取り組みを加速する」方針を表明。