呉羽化学、次期中期計画策定に着手～成長性と収益性を同時に追求-新規事業が2006年頃に本格化／既存事業も高付加価値で拡大－

摘要

呉羽化学工業は、2008年頃のあるべき姿を見据える次期中期経営計画の策定に着手した。 引き続き成長事業である①高機能材②ハイパリヤー包装材③医薬·農薬の3分野での収益拡大に重点を置くが、次期中期計画では成長性と収益性を同時に追求する姿勢を前面に出す。新規事業が2006年境から相次ぎ本格的に立ち上がる見通しのなか、それまでの間を「将来の飛躍に向けた助走期間」と位置づけ、既存事業の高付加価値分野での収益拡大や生産拠点である錦工場（福島県いわき市）の合理化による収益力強化に全力をあげる。