酢酸ビニル、2Q東南アジア市況は前期比100＄高の800＄強で交渉

摘要

酢酸ビニルの今年第2四半期東南アジア市況は前期比トン当たり100ドル高の800ドル強で交渉が進められている。 需要が堅調に推移していること、原料酢酸価格が上昇していることが背景。 なお800ドル以上は2001年5月以降ない。 酢酸ビニルのアジア市況は、PVAメーカーが2001年第3四半期から2002年第1四半期にかけ減産を実施した②2001年後半に大連化学（台湾）の年産24万トン設備が稼働した酢酸のアジア市況が2001年第2四半期から同年第4四半期にかけトン当たり50～65ドル（595～600ドル→530～550ドル）下落した－ことを背景に、2001年1月から2002年2月にかけトン当たり470～475ドル（1，000～1，015ドル→530～540ドル）軟化した。