住友化学、新社長に廣瀬博副社長～4月1日就任／米倉社長は会長にー「事業のグローバル化」「成長路線」「CSR経営」を継承ー

摘要

住友化学は2月27日、鹿瀬博取締役副社長執行役員（64歳）が4月1日付で社長に昇格するトップ人事を決定した。 米倉弘昌社長（71歳）は代表権のある会長に就く。 米倉社長は2000年6月就任。 以来9年間、サウジアラビアでの大型石油化学合弁事業「ラーピグ計画」の推進などによる事業のグローバル化に加え、情報電子化学事業における新規事業育成、医薬事業統合会社の大日本住友製薬設立、武田薬品工業からの農薬事業取り込みなどによる成長戦略で成果をあげた。