JSR、9月中間連結営業利益10．6％増の275億円～半導体材料寄与

摘要

JSRの2006年9月中間連結決算は多角化事業のうち半導体材料やPDP材料の増販が寄与し、営業利益は275億円と前年同期比10．6％増加した。 石化系事業の原料価格高騰による減益やLCD材料の需要減少といったマイナス要因をカバーした。 下期は石化系事業が原料価格のピークアウトにより持ち直す見通しで、4月時点で560億円と発表した通期営業利益予想を6．8％増の570億円に上方修正した。