色覚の進化（遺伝子情報）と色彩文化－聖なる色彩文化（わび、さびの色彩文化）と俗なる色彩文化（五色文化）－

摘要

一昨年、昨年の日本色彩学会関西支部大会において、戦後日本を代表する文化人として、司馬遼太郎、岡本太郎の両氏の名を上げ、司馬、岡本両氏の色彩観をとうし、“日本の文化人に見る色彩観―聖なる色彩文化と俗なる色彩文化”と“聖なる色彩文化と俗なる色彩文化―遺伝子が俗なる色彩文化をつくった”を論じた。