ブーゲの法則

摘要

ブーゲの法則といってもあまり知られていないだろうと思うが，これは感覚におけるウェーバーの法則と同じで，18世紀，フランスのブーゲが光の明るさに関して発見した．その後，この法則はドイツのウェーバーによって1831年，重さの感覚に関して再発見され，感覚の一般法則とされた．以上はフランスの感覚心理学者ピエロンがLa Sensation（que sais－je？1953）に書いていることで，ピエロンはこれを「ブーゲ·ウェーバーの法則」（la loi de Bouguer-Weber）と呼んだ．