プラント会社による米国での石油開発事業への挑戦:生産油ガス田権益参入とオペレーター，探鉱への挑戦，非在来型油田への参入

摘要

近代石油開発発祥の地が米国であることはよく知られている。ペンシルベニア州タイタスビルで1859年に機械掘りされたドレーク井が最初といわれ，その後，150年を経た現在でも全米で探鉱開発が行われている。これまでは主に在来型油ガス田が探鉱開発の対象であった。しかし，近年では技術革新によってそれまでは経済的に生産することができなかったシュール層からも油ガスを生産することができるようになり，全米各地でブームとなっている。