業界共通の電子商取引システムが今秋稼動へ--1,000社超の参加企業見込む

摘要

（社）日本塗料工業会（白岩保会長）と日本塗料商業組合（西井文雄理事長）が共同で進めていた、塗料受発注EDI（電子デー夕交換）システムが、いよいよ今秋から始動することとなった。塗料業界では、長期化する不況の影響を受け、全般的なコストダウンに迫られており、とくに受発注業務や納期·出荷、在庫確認、ロジスティック関連の業務効率化が求められている。また一方では、需要こーズである短納期への対応も喫緊のテ一マとなっている。 EDIシステムは、こうした課題の解決と業界の汀化対応として開発されたもの.すでに数社の塗料メーカー·ディーラー閏で実験が行われ実用できることが実証されていた。 そしてこのほど、イサム塗料㈱が実際に市場で実用 化する運びとなり、またナトコ（株）も採用に向けて準備を進めている。