解体系ボードのリサイタルシステム

摘要

建築解体廃棄物のうち岩綿吸音板と石膏ボードの複合板が分別可能になり、技術的·経済的に再資源化が可能になったことから、分別された石膏ボードは紙と分離した後、セメント仕上げ材として、岩綿は植物栽培用培土の原材料として再資源化する循環型ルートが生まれた。 また、廃石膏ボードについて、微粉末（200μ以下）に分別する装置を開発（特許出牌中）し、セメント系成形版の原材料として使用可能な状態にできた。 これらのことから、建設リサイクル法で石膏ボードが特定建設資材に指定されない要因のーつになっていた解休系の廃材の分別が可能になり、建設廃材のリサイクル促進に新たな可能性が広がった。