鋼管コツター工法と組み合わせた制震補強工法

摘要

戸田建設と川口テクノソリューション（本社·埼玉県川口市、鈴木新吉社長）は共同で、川口テクノのアドバンス制震システムと戸田建設の鋼管コッター工法を組み合わせた新制震補強工法を開発した。アドバンス制震システムの間接接合部に低騒音、低振動で粉塵が発生することなく、短工期で施工が可能な鋼管コッター工法を活用することにより、居住しながらの制震補強を実現する。アドバンス制震システムは、大地震はもとより、建物の変形が比較的小さな中小規模の地震時に対しても機能を発揮して建物の揺れを低減する。新開発の制震補強工法は、アドバンス制震システムの機能を十分に発揮させて、既存建物の耐震性能を向上させる新タイプの補強工法で、今年1月17日にべターリビングから追加評定（CBL ID002－08号）を取得した。