建築関連産業の未来のための技術評論--第四回「環境を考慮した街づくり再論」--デルフト、ブルージュ訪問

摘要

オランダに在住する古くからの非破壊検査研究の仲間から、4月のチューリップを見に采ないかと誘われた。4月はアイスランドの火山噴火でフライトがキャンセルとなり、6月末から7月初旬に訪問してきた。訪問したオランダのデルフトとベルギーのブルージュでは街づくりのあり方への再確認があっキ。デルフトでは自転車道路が整備きれて自動車と同等の権利が確保され、ブルージュでは徒歩·ボート·馬車の古くからの移動手段が主体であった。前回の「環境を考慮した街づくリー日経新聞フォーラムVS日本建築学会提案」での議論のように、環境問題の解決には「新エネルギー·新輸送手段などの新技術開発と適用」は重要であるが、「街づくりには人間と自然と文化という視点を考慮すべきである」ことを確認する良い旅であった。