「手作りの技術」基本にコア溶接をロボツト化平均年齢35歳、「技術と経験」を継承へ

摘要

ミヤテツ（宮城県白石市白鳥2－130、猪股勝幸社長）は、今年2月に一次加工ラインの見直しを図り、老朽化した孔明け加工機「3BH900」を最新の「6BH1000Ⅱ」（アマダ製）に刷新した。 溶接のロボット化はコラムコアだけだが、平均年齢35歳の現場技術者らの若いエネルギーをてこに、「手作りの技術」で鉄骨が製作されている。 猪股社長の基本方針は「ーつひとっの仕事を堅実に行う」こと。 そして「自分の仕事は自分で最後まで責任を持つ」ことにある。 社員が若いだけに「技術」や「経験」を伝承し、継承することの難しさをかみしめている。 これからの課題は熟練者の技術をいかに若者に伝えるか、いかに教育·実習して技術を研さんし、習得させるかにある。