中国特許の発行が化学分野で世界一

摘要

世界長大の科学データベースを保有するCAS（Chemical Abstracts Service）は、化学分野における中国特許の発行件数が世界一になったと発表した。中国は、日本の特許庁、世界知的所有権機関（WIPO）、米国特許商標局（USPTO）におくれをとっていたが、2005年にUSPTOを、2006年にWIPOを抜き、2008年には初めて月間ベースで日本の特許庁を抜き、2009年には年間ベースで化学特許の発行件数が世界一になることがわかり、この傾向は今後も続くと予測している。